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アリバイ会社は安い方がいいのか?それよりも対応を重視したほうがいいのかを解説

アリバイ会社は安い方がいいのか?それよりも対応を重視したほうがいいのかを解説

アリバイ会社は在籍確認会社とも呼ばれます。
入居審査に通りにくい自営業や、アルバイト、フリーランス、水商売や風俗業界、主婦の方などが、利用することが多いようです。
数多くのアリバイ会社の中には相場に比べてずいぶん安いところもありますが、安ければよいと言ったものではありません。
利用する目的は、スムーズに物件審査に通ることなので、不動産の知識が豊富で、お客に対して親切で丁寧な対応を重視した、アリバイ会社を選ぶことが大事です。
今回は、優秀なアリバイ会社と信頼できないアリバイ会社でどれほど業務に違いがあるのか、なぜ優秀なアリバイ会社を選ぶべきなのかを中心に解説していきます。

料金が多少高くても安心できるアリバイ会社を選ぼう!

アリバイ会社の費用は、大体4万円~8万円が相場です。
例えば、費用が2万円~3万円のアリバイ会社のほとんどが、ペーパーカンパニーです。
アリバイ会社を選ぶときは、信用できる会社を選ばなければ、後々後悔することになりかねません。
「安かろう悪かろう」とは一概に言えないこともあるので、本人がその会社に電話して所在地を確認し、不動産知識が豊富な専門のスタッフがいるかどうかも調べておきましょう。
まずは、ホームページも無く、所在地もはっきりしない会社は信用できません。
この辺りは一般的な店舗や会社と変わりません。
多くの人はあやしげな店舗で買い物はしたくないでしょう。
営業場所をオープンにしている業者なら信用できるので、事務所確認のため出向いてみる方法もあります。

・なぜ信頼できるアリバイ会社を選ぶことが大事なのか?
費用が安いからと、誠意がないアリバイ会社を利用すると、審査が通らないだけではなく、再度費用が安いアリバイ会社を利用した場合に、また審査落ちする確率が高くなります。
すると、物件審査に落ち続けることになりかねません。
一方で優秀なアリバイ会社であれば、高い確率で審査に合格できます。
安いけれど審査落ちするアリバイ会社に何度も依頼するくらいなら、信頼できるアリバイ会社に一度依頼するほうが結果的には費用も安くすることが可能です。
アリバイ会社を選ぶ際に、料金が安いからといった考えで選ぶのはあまり賛成できません。

対応重視のアリバイ会社とは?

対応重視のアリバイ会社とは

入居審査とは、入居させてもトラブルが起きないかを判断する審査です。
入居審査で落ちる確率は全体の1~2割ですが、きちんと対応してくれるアリバイ会社なら、事前にお客のネックとなる部分を明確にし、各人に対して手立てを打ってくれます。
入居審査でチエックされることは、「家賃を支払える経済力があるか」「以前住んでいたところで家賃の滞納はなかったか」「過去にクレジットカードなどの支払いを滞納したことがないか」「以前住んでいたところで近隣住民とのトラブルを起こしたことはなかったか」などを質問するアリバイ会社は信頼できます。
お客にとっては、不利なことを話すのは不本意なことかもしれませんが、事前に質疑応答をしておくことで、対処法をアドバイスしてもらえます。
結果的には、プロのアドバイスによって審査が通りやすくなります。
例えば収入に見合わない家賃の物件を申し込んだ場合は、たとえ副収入があったとしても、審査に落ちてしまう確率が高くなります。
過去に家賃を滞納していた場合や近隣とのトラブルがあった場合も同様に審査に落ちてしまう確率が高くなります。
長く営業を続けているアリバイ会社なら、各人の様々な条件を検討して、審査に通りやすい方法を提案してくれます。
きちんと対応してくれるアリバイ会社は、法律に基づいて仕事をしているので、依頼者がムダに不安になることがありません。

アリバイ会社は何をしてくれるのか?

アリバイ会社を利用するとしても、その業務内容を知らなくては始まりません。
自分に必要のない業務ややらなくてもよい業務をしてもらっても困ってしまうからです。
そもそもアリバイ会社は何をしてくれるのでしょうか。
その業務内容をみていきましょう。

電話対応

ほとんどのアリバイ会社が行なっているのが、電話対応業務です。
本人宛に在籍確認の電話がかかってきた時にアリバイ会社が「只今、外出しております。ご用件をお伺いします」といった応対をします。
この電話対応サービスの水準はアリバイ会社間で一定ではありません。
中には審査会社の担当者に簡単にバレるような、杜撰な対応をするアリバイ会社も存在します。
審査会社もアリバイ会社が対応している可能性を考えて電話をしてくるため、わずかな対応ミスでもバレてしまうのです。
格安料金のアリバイ会社ではきちんとした対応を望むことはできません。

在籍証明書類作成

会社は従業員に対して多くの書類を交付しています。
具体的には給与明細・在籍証明書・社員証・名刺・源泉徴収票・内定通知書といった書類です。
優秀なアリバイ会社では、専門知識を持つ社員が在籍し、これらの書類を作成しています。こうした書類は人事や経理の知識がないと簡単には作成できません。
また、依頼者にあった書類を作成しないと、審査で否認されてしまいます。
格安のアリバイ会社だと、外見だけをまねした書類を作成する可能性もあります。
アリバイ会社に何万円も報酬を支払うのは、希望する物件に入居するため。
物件に入居できないなら、わざわざアリバイ会社に依頼する必要もありません。

連帯保証人の紹介

アリバイ会社に依頼すれば、保証人の代行や紹介なども可能です。
連帯保証人は賃料の未払いや入居者の失踪などが発生した場合、入居者に代わって家賃を支払ったり、家財を引き取ったりする人のこと。
これまでは連帯保証人は両親や家族がなることが一般的でしたが、現在は連帯保証人の引き受け手が不足しています。
家族であっても就任を渋る場合もあり、家族と疎遠なケース、すでに他界しているケースもあるでしょう。
保証人は誰でもよいわけではなく、一定以上の収入や社会的な地位が必要です。
優秀なアリバイ会社ではさまざまな職種の保証人を取り揃えていますが、格安のアリバイ会社では良質なサービスは期待できません。

審査が通りやすい不動産会社の紹介

優秀なアリバイ会社は、不動産会社そのものを紹介してくれるサービスもあります。
世の中には、さまざまな考え方の大家さんもいて、水商売や収入が不安定な人であっても事情を知ったうえで受け入れてくれる大家さんもいるのです。
こうした大家さんを多く抱えている不動産会社もあり、優良なアリバイ会社はこうした依頼者にとって利用しやすい不動産会社を紹介してくれます。

総務省に事業の届出を出している業者なら信用できるの?

アリバイ会社は、総務省に事業の届出を提出する必要があります。
アリバイ会社のサービスのひとつに「電話秘書代行」の仕事があるからです。
例えば、本人の在籍確認の電話があった場合に本人に取り次ぎますが、この行為は法律上では「電気通信事業」に該当するため、総務省に事業の届出をする義務があります。
この届出を出していると、外部からの電話を利用者に直接取り次ぐ着信転送サービスが可能なので、電話をかけてきた相手に携帯電話を直接繋ぐことができます。
相手に不信感を与えないので、審査に通る確率が高くなります。
ただ、総務省に届け出を出しているのは、業務に必要な届け出だからです。
届け出を出しているからといって、それが優秀なアリバイ会社の証拠ではありません。

・成功報酬型が望ましいの?
成功報酬型とは、料金後払いシステムのことです。
先払いよりは、料金設定が高いものの、審査に通過しなければ会社の利益とならないため、
審査通過に全力を注いでくれます。
先払い型は初期費用が安くても各種証明書など追加料金があることも多く、仮に審査に落ちた場合には、支払ったお金は無駄になってしまいます。
初期費用を安くしておいて多額の追加料金を支払わせる、悪質で計画的なアリバイ会社もあるので注意が必要です。
一方の成果報酬型だと審査に通過しなければ利益につながらないので、審査通過に万全を尽くし、各人に適したプランを提示します。
不動産賃貸の仲介手数料は後払いが原則であり、部屋を借りたことがある人は賃貸借契約を結んでから支払った覚えがあるはずです。
成功報酬(後払い)を行っているアリバイ会社は、自信があるからともいえます。
ただ、なかにはそうとも言い切れない悪質なアリバイ会社もあり、「成果報酬型のため信頼できる」と思わせ、上手くいかなければ「後は知らんぷり」のところもあります。
同じ仕事をしてもらうなら、安いほうがいいと考えるのは当然ですが、何事にも適正な価格水準があります。
あまりに報酬が安いアリバイ会社はその業務内容を疑ってかかるべきです。
アリバイ会社に依頼する際は、少なくとも家賃の50%ぐらいの料金がかかると心づもりをしておいた方がよいでしょう。

信頼できないアリバイ会社とは?

信頼できないアリバイ会社とは?

再審査で必ず通ることを目的にするのなら、以下のような名ばかりのアリバイ会社は避けるようにしましょう。
立ちの悪いアリバイ会社を何回も使っていると、保証会社の審査に落ち続け、結局信用がどんどんなくなってしまいます。
初期費用が安すぎるところは、ぺーパーカンパニーがほとんどと思って、間違いないようです。
ペーパーカンパニーは稼働実態がない会社がほとんどであり、こうしたペーパーカンパニーで勤務していたことにするのは至難の業です。
優秀なアリバイ会社は実際に稼働している会社を用意してくれます。
そのほうが勤務実態を証明しやすいからです。

・次のようなアリバイ会社には注意しましょう
公式ページを見ると更新されていない
公式ページの住所に実店舗がない
資本金が100万円以下である
不動産知識を持ったスタッフがいない
夜間のみ事業展開をしている
社会保険に入っていない
初期費用が2万円以下である

こうしてみると、実にあやしげな会社に見えますし、会社としての実態があるのかもわかりません。
アリバイ会社だけでなく、ネット上でもあやしげなサイトやショップはありますが、そうした場所で買い物やサービスを受けませんし、受けたくありません。
それと同じように、あやしげなアリバイ会社に依頼するのはやめましょう。

信頼できないアリバイ会社を使うとどうなる?

アリバイ会社の中には、残念ながら信用できないアリバイ会社も存在します。
そんな会社でもきちんと仕事をしてくれて、目的の物件に入居できれば問題はありません。
ところが、信頼できないアリバイ会社に依頼すると、入居できないばかりかそれ以上のダメージを負うこともあります。
信頼できないアリバイ会社に仕事を依頼するとどんな結末になるのか、みていきましょう。

審査に通過できない

せっかくアリバイ会社に依頼しても能力が低く信頼できないアリバイ会社だと、審査に通過できない可能性があります。
杜撰な電話対応、不完全な書類を押し付けてくる会社もあります。
こうした信頼できないアリバイ会社に捕まらないようにしましょう。

自分の信用を落とす

デメリットは希望する物件に入居できないだけではなく、自身の信用も落としてしまいます。
ここで言う信用とは、審査会社や不動産会社に対する信用のこと。
アリバイ会社を利用して審査を通過しようとしたことが履歴としてこれらの会社に残ってしまいます。
信頼できないアリバイ会社を利用して失敗すると、今後さらに物件を借りにくくなることが予想されます。

まとめ

アリバイ会社を利用することについて、中には後ろめたさを感じる人もいるようですが、
様々な理由からアリバイ会社を利用している人がいるのは、保証会社や大家も認知しています。
保証会社や大家にとって、金銭面でのトラブルや近隣とのトラブルがなければ、何の問題もないお客様なのですから、アリバイ会社を利用しているからと言って、取り立てて大騒ぎする必要もないわけです。
再審査に必ず通るためには、保証会社や大家も認めている良質なアリバイ会社と契約することが大事です。
正直言ってあまり安いアリバイ会社を選ぶと後悔することになります。
良質なアリバイ会社の相場は、1ヵ月分の家賃の半分と思っておきましょう。