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入居審査に落ちたらどうする?最短で審査通過する方法を徹底解説

入居審査に落ちたらどうする?最短で審査通過する方法を徹底解説

入居審査に落ちたらどうする?最短で審査通過する方法を徹底解説

入居審査に落ちても、あきらめずに再チャレンジしましょう。
再チャレンジする際は、物件を変えることと、保証会社を変えることです。
もし、信販系の保証会社の入居審査に落ちた場合なら、審査基準が比較的緩いLICC系保証会社(一般社団法人 全国賃貸保証業協会)で審査を行いましょう。
仮に家賃の滞納やカードローンの滞りがあったとしても、審査が通過することが多いようです。
不安な場合は、連帯保証人をたてればほとんどの場合、再チャレンジでも審査通過します。
その際は、実収入がある親や兄弟になってもらうのがベストです。

物件を借りるには審査を通過することが絶対条件?

入居審査には、安定した家賃支払い能力があるかどうかと言った収入面や、人柄が穏やかで、近隣とのトラブルを起こしそうにないか、などがチェックされます。
職業面では、無職や水商売、アルバイトなどの人は入居審査に落ちやすく、非正規でも3ヵ月以上勤務している人や、契約社員なら70%以上が入居審査に通っています。
広告などで「即入居可」と言ったフレーズを見かけることもありますが、どのような場合も、物件を借りるには審査を通過する必要があります。

入居審査の再審査で落ちたらどうすればいいの?

同じ保証会社で、なんど審査をおこなっても、通過する可能性はまずありません。
再審査に落ちたら保証会社を変更し、別物件をさがして、なるべく緩い保証会社をネットなどで調べて、選ぶようにしましょう。

入居審査で落ちた理由も考えてみよう

審査に落ちたときは、落ちた理由も考えてみましょう。
落ちた理由もわからずに再審査を申し込んでもうまくいきません。
「あなたはこういう理由で審査に落ちました」と保証会社が教えてくれればよいのですが、保証会社は教えてくれません。
審査に落ちた理由は自分で考えないといけないのです。

収入が足りない

一般的に、月収の3分の1を超える物件は、入居が難しいと言われています。
手取り月収で30万円あったとしても、月額10万円の部屋だと審査に落ちる可能性があるのです。
無職や働きだして間もない場合も収入面で落ちる可能性があります。
水商売や個人事業だと、収入が安定していないと判断されかねません。
他にも、仕事上深夜に帰宅するとか、早朝に出かけるなど、近隣に迷惑をかけてしまいそうな職業は、敬遠されがちです。
公務員や大手企業の会社員が審査を通りやすいのも収入が安定しているからです。

家賃の滞納歴がある

家賃の滞納歴があると審査に落ちやすくなります。
より正確に言うならば、家賃の滞納歴が審査会社のデータベースに残っている場合です。
審査会社の情報は過去5年以内のデータで判断されます。
たまたま振り込みを忘れた場合や、引き落とし日に残高が足りなかった場合などの不注意では審査に大きな影響はないでしょう。
滞納が繰り返された場合、何カ月分も滞納した場合です。

信用情報に問題がある

滞納歴の他にも、信用情報に問題があると審査に落ちる確率が高まります。
賃貸物件の入居審査で問題となるのは、クレジットカードの信用情報です。
カードの滞納、滞納による契約の解除、カード会社とのトラブルがあると、信用情報に記載されます。
特に信販系の審査会社の場合は、信用情報を重視する傾向があるため、不利な情報があると審査にも影響があるでしょう。

人柄に問題がある

近隣住人とトラブルを起こした履歴がある、不動産会社とのやり取りで高圧的な態度をとったといった、借主自身に関することで審査に落ちる場合もあります。
大家さんとしても近隣トラブルや物件の設備を壊されるのは望んでいません。
こうした情報は不動産会社を通じて審査会社にも伝えられます。
あまりにひどいようだと、どこの審査会社でも審査に落ちてしまうでしょう。

ルームシェアや同棲目的

ルームシェアや同棲目的なども敬遠されます。
これらの用途は、家族以外の人と一緒に住むことを目的としています。
ルームシェアや同棲が解消されてひとりになったとき、家賃が支払えなくなる可能性があるからです。
ルームシェアが専用の物件でないと一般的でないのには、こうした理由があります。

再審査を受ける際に気を付けることは

再審査を受ける場合にはどんな点に注意すればよいでしょうか。
それは先ほどご紹介した落ちた原因を解消すればよいのです。
その方法をご紹介しましょう。

家賃は手取りの1/3までに

収入と見合う住いなら、審査に通ることもあります。
反対に手取りに対して多額の家賃では審査を通りません。
手取り20万円ならば6万円、30万円ならば9万円程度にすべきです。
家賃のほかにも共益費、駐車場代といった費用も発生します。
できれば、こうした付帯費用も含めて手取りの1/3に収めるとよいでしょう。
その他にも、借主の収入がそれほどでもないのに、高い家賃の住まいの入居審査を受けても落ちてしまうので、家賃の低いところを探しましょう。

保証会社の再審査がどこも通らない場合には、保証人を付ける物件を選ぶか、逆に保証人なしの物件を選ぶしかありません。

預貯金も審査対象とする

目安として、家賃の2年分の預貯金を示すことができれば、審査にプラスになると言われています。
家賃5万円なら120万円、6万円なら144万円です。
預貯金で賃料を前払いすることで部屋を借りられる場合もあります。

信用情報が消えるのを待つ

一度掲載された信用情報は情報の保管期間が過ぎるまで基本的に消えることはありません。
保存期間は5年間です。
信用情報に掲載されるような事故が発生した場合、それが消える5年後まで待つのもひとつの手段。
残り数カ月で保存期間が経過するのであれば、しばらく待つのも良いでしょう。

同棲相手を婚約者とする

同棲だと、同棲が解消されたら退去する可能性があるため、敬遠されることはご紹介しました。
ただ、結婚を前提とするカップルが、婚姻届を提出する前に物件を探すことはよくあること。
このため、同棲目的であれば、相手を婚約者とすれば問題はクリアできます。
保証会社によっては、婚姻予定日を聞いてくる場合もあるので注意が必要です。

それでもダメなら連帯保証人か保証会社を入れる

これまでさまざまな対策をご紹介してきましたが、それでも審査に通らないこともあるでしょう。
そうなると残された手段は連帯保証人か保証会社を入れることです。
ただ、連帯保証人は引き受け手の減少などで、候補者を確保するのは難しくなっています。
こうした連帯保証人や保証会社についてはのちほど詳しく解説します。

連帯保証人と代理契約について

連帯保証人と代理契約について

連帯保証人とは、入居者がお金を払えなくなったとき代わりに払ってくれる人のことです。
連帯保証人をつけると、家賃滞納のリスクが減るので、審査に通る確率が上がります。
金銭的なフォローだけでなく、入居者がなんらかのトラブルを起こした場合も連帯保証人が責任を持つことになっているので、大家さんサイドはおおいにメリットがあります。
連帯保証人にも収入面の審査があるので、現役で働いている人が適しています。
親や兄弟といった1~2親等の親族が理想的です。
代理契約とは、入居者とは別の人に契約してもらう方法で、入居審査に落ちた場合によく使われます。連帯保証人と同じく、代理で契約する人は2親等の親族にお願いしましょう。

審査に落ちたらその保証会社以外の審査を受けましょう!

保証会社は審査が厳しい順に「信販系」「LICC系」「独立系」になります。
信販系の保証会社はクレジットカード関連の会社のため最も厳しいことで有名です。
過去にクレジットの滞納が2ヶ月以上ある人や、キャッシングの多重債務がある人は、ほとんど審査に通りません。
その理由は入居審査をする時に信販系の情報を参照しているからです。
信販系の情報とは、携帯電話の分割払いの滞納、クレジットカードの滞納、公共料金の滞納といった情報です。
ちなみに、信販系の保証会社とは、クレジットカード会社、アプラス、ライフ、オリエントコーポレーションなどです。

信販系の保証会社の入居審査に落ちた場合は、LICC系や独立系の保証会社を選び、審査を受けましょう。
LICC系とは、全国賃貸保証業協会(LICC)加盟している保証会社のこと。
加盟会社間で入居中のトラブル、滞納歴といった情報を共有しています。
LICC系は信販系についで厳しいと言われています。
LICC系の会社はアーク株式会社、全保連株式会社などです。
独立系の保証会社は比較的入居審査の基準が緩いといわれています。
独自の基準で判断しているため、仮に過去に家賃の滞納があったとしても問題視されないことが多いようです。
独立系の保証会社では全保連、リクルートフォレントインシュア、フォーシーズが知られています。
独立系の保証会社の入居審査に落ちた場合は、信販系の保証会社を選び、審査を受けましょう。
入居審査になぜ落ちたかは、申込者の本人には誰からも説明がないので、自分で考えるしかありませんが、不動産屋との相性もあるので不動産屋を変えてみるのも一つの方法です。

保証人ではダメなの?

保証人ではダメなの?

審査に落ちる原因には、過去に家賃の滞納履歴がある、個人信用情報に問題がある、家賃の支払い能力に疑問を抱くなどが考えられます。
以前は、入居審査に落ちてしまったら、身内などを保証人に付けることで支払い能力を確認できれば、不動産業者は、あまり深く詮索せずに、大家さんの判断で入居を許可することが多かったようです。
しかしながら、昨今では時代の変化から、保証人を付けることが難しいケースが多くなり、審査に落ちる人も増えてきました。

賃貸保証会社(連帯保証人会社)について

連帯保証人がいれば、たいていの場合は審査に通ります。
しかし、特にお願いする人がない場合は、賃貸保証会社(連帯保証人会社)を利用する方法もあります。
賃貸保証会社は、もし借主が家賃を滞納しても貸主に家賃を払うことを約束する保証会社です。
家賃保証会社を利用する場合は、借主が初年度に家賃の0.5ヵ月~1ヵ月分を支払い、その後契約を再審するごとに更新手数料が発生します。
家賃保証会社を利用するメリットは、連帯保証人が必要な賃貸借契約でも家賃保証会社に加入すれば連帯保証人を立てなくてよいケースがあることです。
連帯保証人は借主が家賃等を滞納した場合に肩代わりして支払う立場ですが、連帯保証人になってもらう親族がいない場合に部屋を借りられるのが、大きなメリットとなります。

アリバイ会社とは

保証人を付ける形態が様々な事情から難しくなったことから、賃貸保証会社による保証人制度が広まってきています。
賃貸保証会社の審査では、従来よりも支払い能力、家賃の延滞履歴、個人信用情報の問題の有無が重視されるケースが多くなっています。
そのため、賃貸保証会社を利用したいと思っても、クレジットカードの支払い延滞や前に住んでいたところの家賃の滞納などがネックとなり、再審査がスムーズに進行せず、入居審査に落ちてしまうことがあります。
アリバイ会社では、アルバイトや自営業、フリーランスなど収入が一定でなくても入居審査に通りやすくサポートする会社です。

まとめ

一昔前までは困ったときはお互いさまと言った意識があり、入居審査に落ちたときは、親兄弟が連帯保証人になってくれたものですが、現代社会では通じなくなりつつあります。
そこで賃貸保証会社の利用やアリバイ会社のサポートを受ける人が増えています。
自分に合った方法で、念願の住まいを手に入れましょう。