もくじ
そもそもアリバイ会社とは利用者がその会社に在籍しているかのように対応してくれる会社のことです。
また、アリバイ会社を利用すれば、必要書類を作成してもらえたり、入居審査に有利になったりすることが多くあります。
アリバイ会社の利用者は、収入が不安定な人や夜の商売をしている人が中心です。
彼らは入居審査で落ちてしまう可能性があり、アリバイ会社の主要な顧客となっています。
以前はペーパー会社がほとんどでしたが、最近は実際に営業しているところや帝国データバンクに登録しているところも増えています。
今では大小さまざまなアリバイ会社が活動しています。
これだけアリバイ会社が増えたのは、それだけ利用する人がいるから。
多くの人がアリバイ会社にメリットを感じているのです。
では、そのメリットはどこにあるのか、アリバイ会社のメリットについて見てみましょう。
先にも述べた通り、アリバイ会社を利用すると入居審査に通りやすくなるのがメリットです。
収入が不安定だったり、夜の仕事をしたりしていると入居審査に落ちやすいと言われています。
一説には、収入が不安定な人や夜の仕事をしている人の入居審査の通過率は約10%。
これではほとんどの審査に落ちてしまうことになります。
そこで利用するのがアリバイ会社です。
アリバイ会社を利用すれば、審査に通りやすくなるでしょう。
入居審査の際、実際にその会社に勤務しているかどうか、確認の電話がかかってくる可能性があります。
これを在籍確認と呼びます。
在籍確認とは「本当に、記載された会社で働いているのか」を確認するもの。
審査会社は、電話で「〇〇さんはいますか」と問い合わせ、本人が出るか、他の従業員が審査対象者が在籍している旨を話せば確認は終了です。
アリバイ会社なら電話があっても、その会社に勤務しているように対応してくれるのがメリットです。
「バレてしまうのでは…」と心配の方も安心。
架空の会社や、しっかりしたマニュアルのないアリバイ会社では確かにバレる心配もあります。
審査会社が電話をすれば、その電話の応対から、その会社が実在するのかしないのか、簡単にわかってしまいます。
審査会社は審査のプロ。
架空の会社を使用する可能性を考慮して、審査会社内でもマニュアルを共有しているのです。
優秀なアリバイ会社では経験豊富なスタッフが電話対応するので、アリバイ会社だとバレる心配はないでしょう。
電話があったことを指定の連絡先に連絡してくれる場合もあるようですね。
アリバイ会社を利用するメリットのひとつは書類を作成してくれること。
会社が作成する書類は、それなりの専門知識がないと作成できないものばかりです。
また、個人が作成してよいものでもありません。
入居審査に必要な以下のような書類を、専門スキルを持ったスタッフが作成します。
・源泉徴収票
・在籍証明書
・給与明細
・就労証明書
・雇用証明書
これらの書類は基本的に勤務先の会社が発行してくれるものです。
ですが、勤務先によってはこうした書類を用意してくれないこともあります。
特に小規模な会社や会社組織にまでなっていない個人経営のお店ではこうした傾向が顕著です。
審査会社が要求した書類を用意できなければ、審査通過はできません。
仮に発行してくれたとしても、書類の発行元を調べればどんな会社なのかわかってしまうでしょう。
水商売などの社会的な信用が低い会社に勤務しているとバレてしまいます。
そんな不幸な目に遭わないためには、アリバイ会社を活用するとよいでしょう。
その他、希望すれば必要書類を作成してくれるので相談するといいでしょう。
最速で即日発行してくれるところもあるようです。
入居審査の中でも家賃が高額な場合は保証人を要求されることがあります。
保証人は、賃貸借契約中に家賃を滞納した場合に、入居者に代わって家賃を支払う義務のある人のことです。
このほか、入居者の死亡や行方不明の場合に荷物の引き取り、退去までの手続きをする場合もあります。
以前は、保証人は両親や家族がなることが一般的でした。
中には会社の上司が就任することもあったのです。
ただ、こうした濃密な人間関係は徐々になくなり、家族であっても就任を渋る場合もあります。
家族と疎遠なケース、すでに他界しているケースもあります。
家族関係が良好だったとしても、両親がリタイアして収入がなければ保証人には就任できません。
現在は、保証人を探すことは難しい時代なのです。
そんな状況でもアリバイ会社に依頼すれば、保証人の代行や紹介なども可能です。
保証人は誰でもよいわけではなく、一定以上の収入や社会的な地位が必要。
アリバイ会社ではさまざまな職種の保証人を取り揃えています。
もちろん、紹介料などは一切かからないので安心。
また、保証や審査についての相談にも乗ってくれるので、疑問点や不安な点があれば、相談するといいでしょう。
ここまでアリバイ会社のメリットをみてきました。
確かに収入が不安定な人や夜の商売の人にはとても助かる会社です。
そんな、メリットの多いアリバイ会社も利用する際注意することがあります。
どのようなことに注意すべきなのか、利用する前にしっかりと注意点についてもおさえておきましょう。
アリバイ会社を利用する際、業者によって料金が違っているため注意が必要です。
こうしたサービスは会社によって料金が大きく違うことがあります。
それは人件費や広告宣伝費にかける金額が会社によって異なるからです。
また、業者によっては割り増し料金や追加料金が発生することも。
一般的に、極端に基本料金を安く設定している業者は要注意です。
基本料金が極端に低い会社は、後から発生する追加料金や割増料金をあてにして料金を抑えています。
依頼する側としては、「追加で○○が必要です」と言われると、審査に通過したいがために支払ってしまいます。
結局、予算を大幅に超えてしまい、予定外の出費が発生します。
そうならないために、依頼する前にしっかりと確認しておきましょう。
どんな業種にも優良な業者と悪徳な業者が存在し、アリバイ会社にもこれがあてはまります。
つまり、アリバイ会社が全て優良業者とは限りません。
中には悪徳業者が存在するのも事実です。
たとえば、問い合わせた時や見積もり時に提示した料金より高い料金を請求する業者も。
法外な金額を請求するような業者は要注意です。
相場よりも極端に高い場合には、他社の報酬額を調べたり、見積もりを取ったりして調べましょう。
また、しっかりと説明せずに契約しようとする業者にも注意が必要です。
防衛手段として、どんな業務にどれだけの費用がかかるのか確認し、きちんと書面に残してもらいましょう。
見積書を作成してもらい、万一追加費用がかかる場合には、どんな場合にどれくらいかかるか確認するとよいでしょう。
アリバイ会社に限らず、どんな業者を利用する時も親身になってくれるかどうかが大切です。
ビジネスライクな対応やドライな対応がすべてダメ、というわけではありません。
ただ、仕事であっても依頼者の事情や都合にある程度あわせることは必要です。
具体的なチェック方法としては、電話やメールで問い合わせた時、利用者の目的を聞き親身になってくれるかチェックしましょう。
一方的に契約させようとしたり、お金を払わせたりしようとする業者は要注意です。
こうした業者は依頼者の都合よりも自分たちの都合や言い分を優先する傾向があります。
こちらの事情を考慮してくれるか、話を聞いてくれるか、最初の接触段階からチェックするとよいでしょう。
相談した時、親身になってくれる業者かどうか見極めましょう。
個人情報は個人のプライバシーに関わる大切な情報で、氏名、性別、生年月日などです。
このほか、個人を特定できる情報は個人情報と考えてよいでしょう。
個人情報やプライバシーは年々その重要性を増しており、「個人情報保護法」といった法律も制定されています。
アリバイ会社を選ぶ際、個人情報の管理がしっかりしているかどうかもポイントです。
この個人情報、ニュースでもたびたび情報漏洩が報じられています。
大手企業などは扱う情報も多いため、数万件の個人情報が漏洩することもあります。
まして、中小企業が多いアリバイ会社ではずさんな管理をしている会社もあることでしょう。
自分の個人情報が第三者に漏れてしまうような業者は利用すべきではありません。
ただ、どの業者が個人情報の管理が厳しく、どの業者はゆるいのかはわからないものです。
アンケート表や顧客情報を記入する欄に、「この個人情報は目的外には使用しません」と書いてあれば、完全ではないものの多少意識が高いアリバイ会社であることはわかります。
ほとんどのアリバイ会社はホームページを開設しています。
ホームページは制作者のセンスで決まるため、それだけで判断するのはやめましょう。
ホームページが見やすく分かりやすいからと言って、その業者が優良業者とは限りません。
作り方によってはいくらでも見栄えよくすることができます。
反対にホームページはそれほど派手でなくとも、堅実な営業を続けている会社もあります。
本当に大切なのはホームページの見栄えではなくサービスの質であることを理解しておくべきです。
ホームページだけを見て安易に利用するかどうか決めるのは危険です。
アリバイ会社を利用したからと言って、入居審査に必ず通るということではありません。
これが先払い報酬の会社だと、入居審査に落ちたとしても支払った報酬は返ってきません。
新たなアリバイ会社を選ぶとしても、余計な出費です。
そうならないためには、成功報酬型のアリバイ会社を選ぶとよいでしょう。
成功報酬型の業者なら、万が一入居審査に落ちてしまった場合、料金を支払わなくてもいいからです。
アリバイ会社側ももらいたいはずなので、誠心誠意利用者のため努力します。
不動産仲介業者への仲介手数料も成功報酬型で、売買や賃貸借が成立したあとで報酬を受け取ります。
成功するかどうかわからない入居審査は、後払い報酬のほうが入居者にとっては有利です。
CSAの最大の特長は成功報酬型であること。
審査に落ちてしまった場合は報酬をいただくことはございません。
もちろん、ホームページも開設しており、登記されている実在する会社でペーパーカンパニーではないため安心できます。
もし、他のアリバイ会社から断られてしまったり、審査に落ちてしまったりした場合も対応できます。
また、お客様のお悩みに親身になって対応いたします。
アリバイ会社とはどういうものか、メリットや選ぶ時の注意点についても解説しました。
アリバイ会社を選ぶ時、親身になってくれるかどうか、個人情報の管理がしっかりしているか、ホームページの見栄えだけで判断しない、成功報酬型のところを選ぶなどに注意しましょう。
それでも「どのアリバイ会社を選べばいいか分からない」という方はCSAへご相談ください。
誠心誠意お客様のために努力させていただきます。
万が一入居審査に落ちてしまった場合は一切料金をいただきませんのでご安心くださいませ。